04/25

冬期に蓄えてしまった腹帯とおさらばすべく、ずいぶん久しぶりにスイミングにイキ之助イキ太郎。肺活量の衰退はそこまで露骨ではなかったので一安心。しかしここ数日またすこぶる目が痒い…中空を好からぬモノが舞い過ぎなのだろうか。


しかしヘルマンHに本復帰した4月のライヴはあっという間に終わり、大阪の地でも公演、翌日こどものダンス発表会のために新幹線でとんぼ返りしたのが遥か昔の話のように思えるなあ。各ライヴに参戦してくれたお客さん、応援に駆けつけてくれた友人、関係者各位、スタッフとバンドメンバーには多大なる感謝の気持ちが溢れております。長年支え続けてくれるみんながいるから今のバンドがあります。これからもライヴをちょこちょこ控えてますが、加えて新しい音源をはやく世に発表できるように頑張りたいと思います。

 

なんだか大げさな言葉で語られがちですが、ボクなんかは悪ノリ悪ふざけをする為にまたバンドに戻ったようなもんで、こいつらと本気(と書いてマジ)でヤラかせばまた想像以上のエネルギーが世界に放出され、その塊が壮快なコーラスとなって自分ら、ひいては体感してくれるみんなの生活をよりマシなものにするための悪ノリ悪ふざけ。ロックンロールがどうだとか、そんな美談ではなくて、ただイイ大人がちょっとやり残したイタズラを再開させたまでのこと。この姿勢から溢れるメッセージをじっくりと、いつまでも紡いでゆく、それこそが個人的な責務だと思っています。

 

矛盾と理不尽があふれる世界にフラストレーションばかりが溜まってしまって、どうしても否定から物事を考える癖がついてしまう。肯定から解決の糸口を見つけてゆくことの大切さ、それに改めて気づかされるのだから今更お前は目出たい男だよ。いつまでも背が縮こまる春風に吹かれながらそんなことを思う日々です。