02/07

 

ブログがまた滞ってました…

ただ都知事選の前に必ず更新せねばという思いだけで久しぶりに書きます。

 

何もかもが大いなるチカラに牛耳られてゆく、そしてそれは数のチカラに寄るところが大きい。民主主義の根源が揺らいでしまうほどの悪法を強引に通そうとするチカラは、数のチカラに守られている。これはもうどうしようもない現実、少数がどんなに声を荒げても、もちろん数のチカラには敵わない。マイノリティが出すただの「ノイズ」は、逆に数のチカラが出す音に吸収される他ない。

 

しかし有権者の大多数は盲目的にその数のチカラに加担しているのだとしたら、これはどうにかしないといけない。次の都知事がいったい誰になろうが構わない、という人はかなり大勢いることが想像される。なんとなく舛添さんが人気あるみたいだから乗っかろう、宇都宮さんは死んだ爺さんに似ているから信頼できる、田母神さんはブレない右攻めの姿勢がたくましい、細川さんは脱原発以外は何を考えているのだろう、家入さんはアタシよか年下だ、ドクター中松はもう85歳なのか、みんな候補者に対して勝手なご感想をお持ちだろう。

 

数のチカラに盲目的に加担してしまう一番のそれは「投票しない」、この行為に尽きる。一票を入れる、とにかく投票権を行使する。われわれ一般小市民が責任を持ってこれをしなければ、組織票を糧にする数のチカラが歓ぶだけです。

 

脱原発が焦点になる選挙は今後はもうないだろう。数のチカラは数のチカラでしか勝てないのだとしたら、悲しいかな今回も現状は打開されそうにない…

 

 

どんなチカラが幅を利かせようが、現実を注視する、そして流されずに「自ら考えた」未来を模索する、これはボクら有権者に課された最低限の責務だと思う。

 

日曜日は東京都知事選、勇んで投票にイキましょう。